本「スカーレット・ウィザード〈3〉」女王ジャスミンが妊娠！財閥総帥の座は…: 映画ドラマ小説舞台大好き

2015年01月20日

本「スカーレット・ウィザード〈3〉」女王ジャスミンが妊娠！財閥総帥の座は…

スカーレット・ウィザード 茅田砂胡 デルフィニア 暁の天使 スペースオペラ

「スカーレット・ウィザード〈3〉」著者　茅田砂胡

★★★☆☆（個人評価　★多めならおすすめ）

財閥総帥であるジャスミンの妊娠により、その座を狙う重役達の暗躍もますます活性化する。
そしてケリーは田舎者の海賊に宇宙の知られていないゲート知識を狙われ拘束されてしまう。

スカーレット・ウィザード〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)

作者: 茅田砂胡
出版社/メーカー: 中央公論新社
発売日: 2000/07
メディア: 新書

目をえぐりだされたりしてエグいんだけど、なんとなくケリーだったらなんとかするだろ…という安心感があるなぁ。
ケリーは宇宙に無数に存在するゲート（そこを通れば遠くの惑星にも一気に行くことができる）の場所を個人的にたくさん知っている。
ゲートを知っていれば海賊にはとても利益になる。
盗んですぐゲートを通り遠くの惑星に逃げればいいから。
だからその知識を他の海賊たちに狙われるわけね。
ケリーがあまりに強くたくましいから窮地に陥ってもあまりはらはらしないのが難点か…。

しかし、ケリーもジャスミンもホントに魅力的。
感応知能であるダイアナもイイ！
ダイアナは宇宙船に搭載された人工知能なんだけど、独自の思考を持ち、自らをどんどん進化させていってる。
ほんとにこうなったら怖いんだけど、ダイアナなら許せる感じ。
人工知能に乗っ取られて…というSFも読んだことあるような気がするけどね。
コンピューターが独自の知識を仕入れ、独自に進化しちゃったら人類は危機に陥るもんなぁ。

このスカーレット・ウィザードはアクション、宇宙もの、そういうの好きな人なら絶対ハマる。
男女の区別なく読んで面白いと思うわ。
決して女性向きってわけじゃないよ。
現にうちの父もハマってたからねw

しかし全巻そろえてから読んでて良かったわ～。
次々読める幸せときたら…。
こんなん出版されるの待って読んでたら欲求不満が溜まりまくりそう。。

てことで次々読んでいきたいと思いますっ！