本「盗まれた街」町の人々が突然見知らぬ人に変わる?!身体を乗っ取られる系SFです。

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「盗まれた街」
著者 ジャック・フィニイ

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

小さな町で、奇妙なことが起こり始める。
夫はこれは妻ではない…と思い、子どもが親を、知人が知人を偽物だと感じ始める。
開業医であるマイルズはある日友人の家で奇妙なものを見る…。
それは徐々に人間の形になっていく謎の生命体であった。


盗まれた街 (ハヤカワ文庫SF フ 2-2)

盗まれた街 (ハヤカワ文庫SF フ 2-2)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2007/09/20
  • メディア: 文庫

 

まずこれが50年以上前に書かれた小説である事に驚愕。

今読んでもそんなに古さを感じない。

もちろん所々あっさり書きすぎてる感があるけど、それでもやっぱりすごいと思う。

家族、知人がどんどん見知らぬ他人となってしまう。
侵略ものとしては今となってはありがちかもしれんけど、これは先駆けだったわけで。
ラストの持って行きかたも斬新だと思う。
ちと、え?それで解決?と思わんでもないけど、これが昔の小説だと思えば全然OK。

何度か映画化されてるらしく「ボディスナッチャー」というタイトルは聞き覚えがあるな。
見てないけど。

数年前にも映画化され「インベーション」ニコールキッドマン出演らしい。
DVD借りようかな。
原作とは違ってるらしいから違った楽しみ方ができそう。

体を乗っ取られて…という映画では「遊星からの物体X」を思い浮かべる。
あれも確かこの中の誰が異星人なのか?みたいなのだった気がする。たぶん。

たぶんで書くなっての。

親や子供がいつの間にか他人とすり替わっている…というのは怖いわ。
あれ?なんか変だ…と思うのは、きっとその人をよく知っている家族だからこそだな。
仲良しの友達でもわかるかもしれんけど。
今まで知ってた人がまるで見知らぬ人になるなんて、きっとめちゃくちゃ怖いことだと思う。
宇宙人も侵略してくるならくるで、正々堂々として欲しいわ。
インデペンデンスディみたいに。
こっそりいつの間にか入れ替わるとか陰湿なのは勘弁してほしいわ。

この小説のラストはまぁ映画化はされないだろうな…って感じのオチだけど、それぞれ映画化されたものは趣向を凝らしてるんだろう。
また映画の方も観たいと思います。
たぶん。

 

ルナ133.jpg

 

にゃんこはきっと飼い主が入れ替わったら
すぐわかると思うにゃ

【本映画過去記事】
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これやね↓


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