本「深夜の逃亡者」1953年にマシスンが描くストーカーのお話です。

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「深夜の逃亡者」
著者 リチャード・マシスン

★★★☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)

元ピアニストのヴィンスは深夜精神病棟を抜け出した。
自分の恋人ルースを奪った男を殺し、ルースを取り戻すために。
そして深夜、マンションの一室に関係者がそろった時、
ヴィンスの願いは叶うのか。。。。 


深夜の逃亡者 (扶桑社ミステリー マ 26-2)

深夜の逃亡者 (扶桑社ミステリー マ 26-2)

  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2022/05/28
  • メディア: 文庫

 ストーカーのお話です。


自分の都合のいいように話を捻じ曲げ信じ込んでしまう。怖いねぇ。

これもめっちゃ古い小説。
1953年刊行らしい。

今でならストーカーという犯罪者が認知されているけど、まだそんなのなかっただろう頃にこの小説を書く作者の先見の明に驚く。

スピード感溢れる展開に一気に読ませられた。

まぁラストはこうなるしかないだろうな…というオチだけども、そこに至るまでのヴィンスの心理とか、不仲な夫婦の葛藤だとかがリアルに描かれていて飽きさせない。

ラストがあまりにあっさり終りすぎてる感はあるけども。
え?終わりかいっ!みたいな。。。

リチャード・マシスンの書く小説はどれも面白いと思えるので好き。
思い込みが激しい男はストーカーになる…ということをめっちゃ昔に見抜いていたマシスンはすごいわ。

ルナ153.jpg

 

ママもわたちのストーカーにゃ?
↑ある意味そうかもしれんけど…

【本映画過去記事】
映画「SUKIYAKI WESTERN ジャンゴ」全編英語の和製マカロニウエスタン。三池崇史監督作。豪華出演陣が見ごたえあり。
本「そばにいるだけで」イケメン上司から誘惑されるぽっちゃり研修医。ところが彼は結婚に興味がなく…
映画「幸せの教室」トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ豪華共演。リストラされた男が大学に入りそこで運命の出会いが。

 

これもリチャード・マシスン原作です↓


この記事へのコメント

2016年01月07日 12:11
>ニッキーさん できればにゃんこにストーカーになってもらいたいですねぇ。
うちのルナは御飯が欲しいとか撫でて欲しい時は、トイレにまで付いてきますが…。
2016年01月07日 08:49
私はにゃんこのストーカーです\(^o^)/

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